マイホームを住みながら売れないか検討する方も多いでしょう。
住宅ローン債務が残っている場合は、完済しないと売却できないため、住みながら進めるケースがほとんどです。
しかし内覧時には、生活感のある状態で買主に来てもらうことになるなど、不利になる面や注意点もあります。
本記事では売却方法やメリット・注意点についてご紹介します。
住みながら不動産売却する方法
住みながら売却する方法は、「売り先行」とリースバックなどの「業者買取り」の2つがあります。
「売り先行」とは、マイホームに住んだまま売却活動をして、売買契約締結後から決済引渡し日迄の間(多くの場合2~3カ月間)に、新居を探して住み替えする方法のことです。
まとまったお金が用意できない方にとって、売却で得た利益を次に住む家の購入費に充てられるメリットがあります。
また買主が内覧する際に立ち会うことになるため、直接不動産のアピールをすることができます。
「リースバック」とはマイホームを不動産会社に売却し、その後自分が賃貸物件の入居者として住み続け、家賃を買主である不動産会社に支払う方法です。
ただしリースバックとしての買取価格は、市場で売るよりも半値近くになるなど安くなるため気を付けましょう。「業者買取り」により、売買契約締結後から決済引渡し日迄の間に、新居を探して住み替えする方法もありますが、こちらも市場で売るよりも3割~4割程度安くなるため注意が必要です。
住みながら不動産売却することのメリット・デメリット
住みながら売却すると、得た資金を住み替える費用に充てられることが最大のメリットです。
新居を先に購入する場合は、新たに住宅ローンを組む必要があり、金銭的な理由から審査にとおりにくくなります。
一方で、住みながらの売却では、内覧時に毎回立ち会う必要がありますので、お仕事で週末しか立会できない場合などは売却しにくくなります。また生活感のある室内を見てもらうことになりますので、空室で売却する場合と比較すると不利になります。
出来るだけ不要な荷物(住み替え先へ持って行かないもの)は処分整理して、きれいに清掃した状態で、買主を出迎えましょう。
生活感が出すぎると印象が悪く、購入の決断をしにくくなるため注意が必要です。
住みながら不動産売却する注意点と対策
注意点として、いつ内覧が決まってもいいように掃除はこまめにおこないましょう。
室内の汚れが目立ったり、ニオイがある場合は買主に悪い印象を与えたりします。
第一印象で8割が決まると言われるほど、第一印象は大事です。掃除や換気、パッと見たときの第一印象を良くするための工夫を考えましょう。
また買主が決まったらすぐ引っ越し先を見つける必要があるため、転居先や引っ越し業者などの事前調査もしておきましょう。
弊社、しかや不動産では「住み替え支援サービス」という制度を設けており、仮住まいなど賃貸物件へ住み替えする、初期費用や引越費用、売却期間・本住み替え迄の賃料を立替することにより、空室の状態で有利に売却することが出来ます。(詳細につきましてはお問い合わせください。)
まとめ
今回は、住みながら不動産を売却する方法をまとめました。
売れた資金を新居の住み替え費用に充てられるメリットがありますが、内覧時に生活感ある状態を見せてしまわないよう、こまめな掃除が大切です。
本記事でご紹介した内容を参考に、不動産取引をおこなってください。
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